大阪・関西万博 EXPO 2025 を幼児連れで楽しんできた話

大阪・関西万博 に3才児を連れて家族3人で行ってきた。

・事前観覧予約全落選
行列に並ぶの不可(機嫌が悪くなるので)
・子供はパビリオンに興味がなく泣いて入れない

という縛りがある中でも楽しむことはできたので記しておこうかと思う。


去る2025年4月21日に万博に参加した。
理由は幼児が喜ぶであろうシャボン玉ショーがこの日だったからだが、開催中止されていた。
これで果たして楽しめるのか…?という心配が膨らんでいた。

事前準備「紙の地図を事前に持って行け」

君は書店でぴあを買い、巻頭の地図を切り取ってバッグに入れる。
トイレには大体おむつ台があるので位置を確認しておく。
なお、地図にない隠しトイレもいたるところにあるのでそこまで気負わなくてもいい。

事前準備「西ゲートからダンジョンに踏み込め」

鉄道で行こうとすると夢洲駅オンリーで東側は激混みだが、桜島駅からの有料直通バスだと比較的混んでないらしい。会場に入るまでに体力を消耗するなど愚の骨頂だ。面倒だが回り込め。大丈夫。田舎から出て来た君でも乗換駅さえ覚えておけばイコカという魔法のカードがあって子連れでもスムースに進める。

西ゲート

「入場したらまず案内所に行け」

君は入場したらまずベビーカーを借りに行かなければならない。
案内所で紙のマップを求める大行列の脇をすり抜けベビーカーを借りるのだ。
これで子供が寝てもらくちんで移動できるし、荷物も置ける。

「オフィシャルショップでグッズを買え」

次に君はお土産を買う。荷物になるからと皆遅い時間に殺到するが、先に買って隣のクロネコヤマトのお兄ちゃんに全投げし自宅に送るのだ。
ちなみに事前にネット購入が勧められているが、売り切れが多すぎて話にならない。店頭でも朝すでにないものもある。

「パビリオンなど眼中に入れるな」

事前予約全落選しているので当日予約を狙いがちだが、どうせ幼児が我慢して会場に居られる時間帯など空いていない。(朝から順に埋まっていくと見ていい。だいたい18:00以降しか空いていなかった。)
スマホを見ている時間がもったいないので全部切って捨ててしまえ。
火星の石などなかったし、月の石、アトム、命がめぐったり子供向けの触れて遊ぶパビリオンなど最初からなかったのだ。

「パビリオン出口にある食事処を狙え」

君は観覧希望の大行列の脇をすり抜けそこにいるスタッフにこの合言葉を伝えるのだ。

するとどうだろう。カフェあるいはレストラン、売店、トイレにノータイムで通してもらえるのだ。
弱小国(失礼)パビリオンほど確率は高い。アゼルバイジャン、バーレーン、北欧5カ国などはこの手で入った。

聞いたこともないような行ったこともないような国のメニューが楽しめるというわけだ。
一か所で満腹にならない程度の品を注文してはしごするのがいい。

アゼルバイジャンのカフェメニュー

注意点だが、朝からメニューが売り切れている所もある。写真のアゼルバイジャンだが、上側のアゼルバイジャンメニューはお茶以外全滅で、日本の二流カフェみたいな内容の飲み物とケーキしかいただけなかった。残念。
メニューは入る前には分からないのでがっかりするのもまた一興と考えたほうがいいかもしれない。
子供が喜ぶ普通のオレンジジュースなんかもよく見たので、その点では助かるかもしれない。

「子供を遊ばせろ」

君は「近所の公園でもできるだろ!!」という苛立ちを抑えつつ子供をすべり台で遊ばせなければならない。
「光の広場」には遊具があり、他にも「ウォータープラザ」で噴水を見、「いのちパーク」でアホほど出るミストではしゃがせるのもいい。体力を削らせるのだ。
その間に両親どちらかが混んでないパビリオンを見てくるというのも一つの手だ。

光の広場の遊具

「さっさと帰れ」

ナウル名物何も無い台

子供が寝ている間にコモンズ館のナウル名物何も無い台を写真に収めたら巨大ガンダムの存在感を背中で感じつつバスに乗って帰れ。遅い時間になると当然混んで帰るのが遅くなりグズられてしまう。明日は海遊館でおさかなさんと遊ぶ予定だろ。


メインの楽しみ方は各国のマニアックなお料理をいただくことになった。
当日ぶっつけ本番としてはよくやれた方だと思う。
4月の段階であることや平日であったこともあり、条件が違うかもしれないが、お子様連れの方にもお楽しみいただけると思う。